ゲシュタルト療法
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ゲシュタルト療法

「ゲシュタルト」って、聞きなれない言葉ですね。

ドイツ語でその意味も難しいのですが、「それぞれバラバラだったものが、何か意味を持つ一つにまとまった様子」と思って下さい。

人で言うと、「嫌いな私も、好きな私も、合わせて一人の私」
       「知らない私も、知っている私も、合わせて一人の私」
という感じです。

セラピーでは「一人の自分になる」ことが目標になります。
もし、自分に嫌いな姿があったとして、通常それは認めたくないので、強がったり意地を張ったりして、隠そうとしてしまいがちです。自分では気付いていない姿があっても、自分自身をコントロールすることが難しくなります。

そこで、気付いていない自己像は先ずは気付けるように、嫌いな自己像の存在は受け容れられるように、援助していくわけです。つまり、「気付く、受け容れる」というプロセスで、自分がようやく「一人の自分」となり、変化や改善のスタートラインに立てることになります。

自己理解を深めて「一人の自分になる」ことで、「成熟した人物に近づいていく」というセラピーと言えますね。

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